養護老人ホームするが荘では65歳以上の方で経済的な理由などから、在宅生活が困難な方を行政措置で保護する入所施設です。
するが荘の利用者さんは、元気で身の回りのことは自身で行うことができ、なおかつ周りのサポートができる方が多くいらっしゃいます。
利用者さんとの定期会合でも、施設の周りの整備や農作業などの希望など社会参加に関する要望が多く聞かれることがありました。
そこで、入所施設の利用者さんでも、もっと地域にできることがあるのでは!?と思い、新たに利用者さんだけで構成する「するが荘ボランティアクラブ」を立ち上げを企画しました。
「するが荘ボランティアクラブ」とはするが荘の入所しているご利用者が参加し5つのチームから構成されます。将棋班・囲碁班・麻雀班・草取り班・防災班にわけそれぞれの強みを活かしながら希望に沿って参加してもらいます。
その中で今回はボランティアクラブに参加しているメンバー14人に認知症サポーター養成講座への受講と「介護技術研修」の受講をするが荘集会室で行ないました。
※講義の様子
するが荘のボランティアクラブの皆さんが、研修に参加されて無事認知症サポーター養成講座を受講修了いたしました。
講義の内容としては、ボランティア活動についてや活動時の心がけたい事などを説明してもらい、車椅子や杖歩行の介助の実技をご指導頂きました。
※車いす体験や歩行補助の体験
静岡では、2025年には9000人の介護人材が不足すると言われております。
介護人材の養成も重要な課題ではあると同時に、当事者同士が助け合うための介護知識を理解する活動も重要なことではないかと、今回の認知症サポーター養成講座を通じて感じました。
今後、彼らは近隣の特別養護老人ホームでの避難訓練の参加など、自らが活躍できるフィールドを模索しに地域に出向いてまいります。
これも養護老人ホームができるひとつの社会貢献であり社会参加であると考えています。
これからも美芳会はご利用者様へよりよいサービス提供するために職員の「働きやすさ」「働きがい」「成長」を大事に静岡でいちばんはたらきやすい会社を目指します。次回の記事もお楽しみに。
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